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	<title>メリット | 心理のおしごと</title>
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	<description>心理士による情報発信ブログ</description>
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		<title>自分をメンテナンスするとはどういうことだろう？〜カウンセリングをもっと身近に〜</title>
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		<dc:creator><![CDATA[motchi(もっち)]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 13 Nov 2025 11:40:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心理学の知識]]></category>
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					<description><![CDATA[こんにちは、もっちです。 今回は、「自分のメンテナンス」について考えてみます。 筆者は、カウンセリングが「自分のメンテナンス」に有効なものと考えているのですが、「意味がない」と言われることもあります。 カウンセリングはな [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: 18px;">こんにちは、もっちです。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">今回は、<strong>「自分のメンテナンス」</strong>について考えてみます。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">筆者は、カウンセリングが「自分のメンテナンス」に有効なものと考えているのですが、「意味がない」と言われることもあります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセリングはなぜ意味がないと思われてしまうのか、一体何をしている場なのかを解説し、カウンセリングが多くの人のお役に立つものになりうることをお伝えしたいと思います。</span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">自分をメンテナンスするとはどういうこと？カウンセリングでやっていることの意味について</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">カウンセリングをする意味や効果、メリットがわからない</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">カウンセリングはすぐに答えが出ない</a></li></ol></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">カウンセリングは何をしている場なのか</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">カウンセリングの土台は信頼関係</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">変わるのは相談者だけじゃない〜相互作用による変容過程〜</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">答えを示すことがゴールではない</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">カウンセリングは途中経過の連続</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">自分のメンテナンスにカウンセリングは意味がないのか？</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">カウンセリングの意味・効果・メリット</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">カウンセリングは特別な何かではない</a></li></ol></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">カウンセリングを身近なものに</a><ol><li><a href="#toc13" tabindex="0">治療と予防の考え方として</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">カウンセリングを身近なものに</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">自分をメンテナンスするとはどういうこと？カウンセリングでやっていることの意味について</span></h2>
<p><span style="font-size: 18px;">まずは、「カウンセリングは意味がない」と言われる理由について考えてみます。</span></p>
<h3><span id="toc2">カウンセリングをする意味や効果、メリットがわからない</span></h3>
<p><span style="font-size: 18px;">「カウンセリング」という言葉は、一般的にもよく耳にされるようになっていると思います。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">筆者の実感として、多くの人に<span style="text-decoration: underline;"><span class="bold">「カウンセラーと呼ばれる人と話をして、問題を解決していく方法らしい」というような、大まかなイメージ</span></span>は持っていただけているように感じます。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">しかし、「カウンセリングって実際、何をするもの？」、「どんな効果があると思う？」と問われると、どうもイメージが持てないという方が多いのではないでしょうか。</span></p>
<div style="width: 494px" class="wp-caption aligncenter"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/10/file_000000003f9061f59a1559ac79e79068.png" alt="" width="484" height="484" /><p class="wp-caption-text"><span style="font-size: 18px;">カウンセリングって何してる？</span></p></div>
<p><span style="font-size: 18px;">実際、筆者はこれまでの仕事の中で、自身が心理士であることを伝えると、「カウンセリングするんですか？<span class="marker-under-red">それって何か意味あるんですか？</span>」と言われたり、<span class="marker-under-red">「話したところで何が変わるんですか」</span>と言われる事がよくあります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">2024年に実施された、株式会社マイシェルパによる「<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000073210.html">メンタルヘルスとカウンセリングに関する意識・実態調査</a>」では、「カウンセリングに興味関心がない」あるいは「無価値だと思う」と回答した方にその理由を尋ねたところ、<span class="marker-under-red">約3割の人が「メリットや効果がわからない」</span>と回答、<span class="marker-under-red">2割弱の方が「効果がないと思う」</span>と回答されたとのことです。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">また、カウンセリングのイメージに関する調査「<a href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/cou/51/1/51_27/_pdf">カウンセリング・イメージの経年変化</a>」(坂本・千島,2018)の中で、カウンセリングに対するイメージを構成する要素を分析されており、<span class="marker-under-red">「何をするところかわからない」</span>、「カウンセリングは<span class="marker-under-red">占いのようなもの</span>だ」、<span class="marker-under-red">「時間の無駄(無意味)である」</span>といった因子が確認されています。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">これらのことから、カウンセリングは一体何をしていて、どういう効果があるものなのか、あるいは実際に効果があるのかどうか、イメージしにくいものであることが伺えます。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc3">カウンセリングはすぐに答えが出ない</span></h3>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセリングは、クライエント(相談者）が<span class="bold green">「困っていることや悩んでいることを専門家との会話や対話を通して解決または自己受容あるいは自己変容していくもの」</span>とされます(<a href="https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/heart/yk-088">厚生労働省　健康日本21アクション支援システム　用語辞典</a>)。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">対話、<span class="red-under"><strong>相互作用を通してクライエント自身が変容していく過程</strong></span>を、「カウンセリング」と呼ぶのです。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;"><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/10/カウンセリング_20251010_113057_0000-1-e1760066309307.png" alt="" width="595" height="413" /></span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">自己受容や自己変容には時間がかかることが珍しくありません。また、カウンセラーは必ず何らかの答えを提示するわけではなく、じっとクライエントの変化を待つ姿勢をとることもあります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセリングは、相談すれば解決できる、効果がすぐ現れるものではなく、<span class="red-under"><strong>変化のためのスタート地点</strong></span>となるのです。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">また、なかなか効果が見えない状態で時間がかかるとなると、続けていこうというモチベーションを維持できないこともあります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">なんとか悩みを解決したくて、すぐに解決できる方法や即効性(ゴール)を求めて相談しに来られた方にとっては、このような過程の途中ではなんの変化もなく、意味がないものと感じられることが多いようです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">カウンセリングは何をしている場なのか</span></h2>
<p><span style="font-size: 18px;">それでは、<span class="green">カウンセリングとは一体、何をしている場なのでしょうか</span>。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセリングの場で起こっていることについて、解説します。</span></p>
<h3><span id="toc5">カウンセリングの土台は信頼関係</span></h3>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセリングの過程ではまず、クライエントが<span class="marker">安心して語れるよう、信頼関係を構築する</span>ことから始めます。</span></p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 254px;">
<tbody>
<tr style="height: 254px;">
<td style="width: 100%; border-style: none; border-color: #f8fc6a; background-color: #ffffff; height: 254px;">
<div><span style="font-size: 18px;">カウンセリングが信頼関係の構築から始まる理由</span></div>
<div class="blank-box bb-blue bb-yellow"><span style="font-size: 18px;">・カウンセラーとクライエントの相互作用により、変化が生じることを目指す</span><span style="font-size: 18px;">ため、相談者は極めて個人的な経験について語ることになる。</span><br />
<span style="font-size: 18px;">・人は、他者に向けてプライベートな話をすることに抵抗を感じる。<br />
・相手がどんな人なのかわからないほど、抵抗感は強くなる。</span></div>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p><span style="font-size: 18px;">上記のような抵抗感を和らげ、安心して個人のことを話せるようにするため、信頼関係が大事になります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">その具体的な方法は、カウンセラーの専門とする理論や技法により異なりますが、基本的には、傾聴・受容的態度が土台になっています。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">そうして信頼関係を構築し、<span class="bold green">クライエントもカウンセラーも心理的に守られた場所で、安心して話し合う</span>ことができるようになるのです。</span></p>
<div style="width: 551px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/10/file_000000008db862439c104e1213cc3efc.png" alt="" width="541" height="361" /><p class="wp-caption-text"><span style="font-size: 18px;">信頼が土台になり安心して話し合える</span></p></div>
<p><span style="font-size: 18px;">上記のことは、臨床心理学、社会心理学の調査・実験研究により示唆されているものでもあります。（※参考文献等は後述）</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc6">変わるのは相談者だけじゃない〜相互作用による変容過程〜</span></h3>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセリングとは対話を通して自己受容、自己変容していく過程を指すと言いましたが、カウンセラーが<span class="red-under">一方的にクライエントのことを変えようとするのではありません</span>。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセラーもまた、クライエントから刺激を受けて反応し、変化するものです。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセラーが、クライエントのどんな言葉にどう反応したのか、どんな表現に何を感じたのかといったことも、とても大切な情報であり、時にはカウンセラーがクライエントにそれを伝えることもあります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;"><sup><img decoding="async" class="" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/10/images.jpeg" width="133" height="163" /></sup>カウンセラーはここでは、鏡のような存在となります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">そして、それを受け取ったクライエントがどう感じたか、どんな風に思ったかということも大切に扱われます。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">このやり取りが、<span class="bold green">相互作用</span>を促すことにつながり、また、<span class="bold green">新たな発見や変化を生じさせる要素</span>にもなります。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc7">答えを示すことがゴールではない</span></h3>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセラーが『答え』を示し、指示を出して問題解決を図ることも、一時的には有効な場合があります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">しかし、<strong>カウンセリングではそういう解決方法だけがゴールとは考えていません</strong>。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;"><span class="marker-under-blue"><strong>クライエント自身が考え、自分で答えを導き出し、行動し、その行動の責任を自ら負うことのできる状態</strong></span>(自分で選択した結果であると納得し引き受けられること）<strong>を目指します。</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">ただ『答え』を示すだけでは、表向きには問題が解決されたように見えますが、クライエント自身が考え解決に向かう力を育むことはできません。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">問題が生じた時、困ったことが起こった時、誰かの指示がなければ解決できない状態では、その人の課題解決に至っているとは言えないのです。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">不安になることや、困ることを無くすことが解決なのではなく、<strong>不安になったり困ったりした時に、<span class="bold green">自分なりに解決策を探ったり、事態を変化させていく力を身に着けてもらうこと</span>が、カウンセリングでは重要</strong>なことなのです。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">このような、解決策を明示することが目的ではないという部分が、「何をするところかわからない」、「時間の無駄(無意味)である」というカウンセリングへのイメージに影響しているのかもしれません。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc8">カウンセリングは途中経過の連続</span></h3>
<p><span style="font-size: 18px;">結局のところ、カウンセリングは相談に来られた方の人生に於いて、これまでとは少し違った角度から物事を見たり考えたりできるようになっていく途中経過であると言えます。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">また、そのような過程を経て、自分自身についての理解を深めていくものでもあります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">人は生まれてから死ぬまでの間、様々な面で変化していきます。一度「自分はこういう人間だ」と理解したと思っても、年を経て改めて見つめ直すと、全く違った一面を知るということもあります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセリングは、そうした<strong>人生の経過の中で、<span class="bold green">固定してしまったように見える問題や心配、症状、自分自身のイメージなどについて、対話を通じて変化を促し</span>、新たなステージへと移行する過程</strong>とも言えます。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">そして、これまでとは違った状態へと変化したことを指して、「問題が解決した」と表現されることがあります。</span></p>
<div style="width: 1350px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/10/カウンセリング_20251010_100750_0000-1-e1760060514585.png" alt="" width="1340" height="428" /><p class="wp-caption-text"><span style="font-size: 18px;">対話を通して変化していく</span></p></div>
<p><span style="font-size: 18px;">回りくどくなりましたが、カウンセリングとは、<strong>『問題』→『それが問題ではなくなる状態へ変化』ということを繰り返し経過していく</strong>ことであり、途中経過の連続なのです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc9">自分のメンテナンスにカウンセリングは意味がないのか？</span></h2>
<p><span style="font-size: 18px;">結論から申します。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">『カウンセリングは無意味なものではないけれど、やっていることはカウンセリングでなければ意味をなさないような特別なものでもない』です。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">面倒くさい結論ですね。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">どういうことなのか、解説させてください。</span></p>
<h3><span id="toc10">カウンセリングの意味・効果・メリット</span></h3>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセリングでは、<span class="marker-under-blue">カウンセラーという他者への語りを通して、<span class="bold">これまで自分が身につけてきたものの見方や考え方、対応としての行動のクセなど</span>を捉えます。</span></span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">そして、それらを振り返り、<span class="bold green"><strong>今後役に立ちそうなものを採用したり、新たな考え方や行動を取り入れたりして、変容していくこと</strong></span><span class="green">を目指します</span>。カウンセリングを行う意味はここにあります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">その結果として、効果やメリットといえることは以下のようなものが挙げられます。</span></p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 100%; background-color: #ffffff;"><span style="font-size: 18px;">カウンセリングの効果・メリットの例</span></td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 100%; background-color: #ffdbdb;">
<ul>
<li><span style="font-size: 18px;">自分自身のものの捉え方や考え方の特徴を知る事ができる</span></li>
<li><span style="font-size: 18px;">現在の問題への対処法を見つけることができる</span></li>
<li><span style="font-size: 18px;">自分が心地よく過ごせる場所や時間を見つけられる</span></li>
<li><span style="font-size: 18px;">自分自身の傷つきに気づき、その傷を癒やすための行動を取り入れられる</span></li>
<li><span style="font-size: 18px;">自分を労り心の余裕ができることで他者にも優しく接すとができる</span></li>
<li><span style="font-size: 18px;">対人関係を良好なものへ変化させることができる　　など</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p><span style="font-size: 18px;">このように、カウンセリングは短期的には意味のないやり取りのように思えても、長期的には効果やメリットが生じるものなのです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc11">カウンセリングは特別な何かではない</span></h3>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセリングは、心の不調をきたした人や、心が弱っている人、病気の人が必要とするものだというイメージを持たれている方が多いようです。</span></p>
<div style="width: 519px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/10/プロセス-e1760095608352.png" alt="" width="509" height="509" /><p class="wp-caption-text"><span style="font-size: 18px;">カウンセリングの構造(簡単に)</span></p></div>
<p><span style="font-size: 18px;">確かにカウンセリングの構造は、日常生活とは異なるものです。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">しかし、先に触れた<span class="red-under"><strong>効果やメリット、変化は、不調や病気の時だけに生るものではありません</strong></span>。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">そこで行われていることは、<span style="color: #ff6600;"><strong>他者とのやり取りを通じて新たな気づきを得たり、変化することへの挑戦であったりと、日々、私達がしていることと大きな違いはない</strong></span>のです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 18px;"><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/10/プロセス-1-e1760097618302.png" alt="" width="440" height="665" /></span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">それは『正体不明の特別な何か』ではありません。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">『カウセリング』というものが私達の日常生活から遠く隔たり、意味不明のものではないことを、皆さんに知っていていただきたいです。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">※とはいえ、日常会話とカウンセリングは全く同じものではありません。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">※カウンセリングとして心の奥深くのことを取り扱う過程で、クライエントを脅かさないことや、カウンセラーとクライエントの関係性で生じていることについて検討し、どのような関わりが必要なのか見立て、実践するための専門的な知識や技術を有することを示す、心理士(心理師)資格が存在します。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc12">カウンセリングを身近なものに</span></h2>
<p><span style="font-size: 18px;">最後に、カウンセリングは特別なものではなく、多くの人にとって役立つものであることをお伝えしたいと思います。</span></p>
<h3><span id="toc13">治療と予防の考え方として</span></h3>
<p><span style="font-size: 18px;">身体の不調を感じたり、病気を疑う症状が出た時には、私達は病院へ行き、医師に診断してもらい、治療を受けます。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">心についても、同じことが言えます。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">ストレスが大きかったり、ショックを受けるできごとがあったり、事情は様々ですが、<span class="marker-under-red"><strong>不眠や食欲不振、いつも不安がつきまとう、気持ちの落ち込みが激しく何もできないなど、心の不調のサインがあれば</strong>、精神科や心療内科を受診</span>し、場合によっては投薬治療を受けるでしょう。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;"><strong>心の場合、</strong><span class="marker"><strong>治療法の選択肢の中に、カウンセリングが含まれています。</strong></span></span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">ところで、カウンセリングは<strong><span style="color: #ff6600;">不調</span></strong><span style="color: #ff6600;"><strong>の予防に役立つメンテナンスでもある</strong></span>、というと、イメージしにくいのではないでしょうか。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">身体の場合、適度な運動や食事の栄養バランス、睡眠を十分取るなどの方法で免疫力を上げたり体力をつけたりすることが病気の予防になることは、皆さんよくご存知のことと思います。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">しかし、心の場合は、そうした予防的な働きとしてカウンセリングが役に立つというイメージはあまり持たれていないように感じます。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">筆者が相談で関わっている方の中にも、<strong><span class="marker-under-red">「自分が病気だと思われるのではないかと不安で、カウンセリングを受けているとは家族に言えない」</span>と仰る方がいました</strong>。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">しかし、カウンセリングは病気だから必要になるというものではありません。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">ここまで何度も書いてきましたが、<strong><span class="bold green">他者との相互作用を通して自己理解、変容していく過程</span>であり、それは私達の日常からかけ離れたものではありません。</strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18px;"><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/10/メンテナンス-3-e1760102145567.png" alt="" /></span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">困った時、しんどい時に限らず、普段からカウンセリングを活用し自己理解を深めることで、<span class="bold green"><strong>自分の状態を点検し、ちょっとした違和感や不調が大きな問題になる前にメンテナンスする方法を見つけること</strong></span>にも繋がるのです。</span></p>
<p><img decoding="async" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/10/メンテナンス.png" alt="" /></p>
<h3><span id="toc14">カウンセリングを身近なものに</span></h3>
<p><span style="font-size: 18px;">様々な面で、ストレスの多い現代社会。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">メンタルヘルスについての講習や研修を行う企業や団体も増えています。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">心の問題は、重篤な病気への対応だけではなく、日々のストレスやちょっとしたしんどさも、放置しないでメンテナンスをして、問題が大きくならないよう予防しようという考え方が広がっています。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">そのための方法として、以前の記事で紹介したアンガーマネジメントが取り上げられることが多いです。</span></p>

<a href="https://psycholo-motchi.com/angermanagement-94" title="ストレスは自律神経の乱れを招く！アンガーマネジメントを使った対処法を紹介！" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img decoding="async" width="160" height="90" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/09/ストレス-160x90.png" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/09/ストレス-160x90.png 160w, https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/09/ストレス-120x68.png 120w, https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/09/ストレス-320x180.png 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">ストレスは自律神経の乱れを招く！アンガーマネジメントを使った対処法を紹介！</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">こんにちは、もっちです。今回の記事では、ストレスが自律神経に与える影響とそれへの対処、ストレスコーピングの一つである「アンガーマネジメント」のやり方をご紹介します。ストレスによる自律神経への影響と対処についてここではまず、自律神経とストレス...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://psycholo-motchi.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">psycholo-motchi.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.11.08</div></div></div></div></a>
<p><span style="font-size: 18px;">アンガーマネジメントの考え方は、自分自身の怒りを感じやすい場面などを知り、上手く感情を発散させたり認知を変えていくことで大きな問題を予防しようとするものです。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">このような予防の考え方は、カウンセリングの効果として期待されているものでもあります。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">例：<a href="https://www.ritsumeihuman.com/wp-content/uploads/2017/12/report_h3003.pdf?utm_source=chatgpt.com">平成29年度いじめ対策・不登校支援等推進事業 調査研究報告書</a></span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">予防のためには、カウンセリングがもっと<strong>日常的なものとして認知される必要</strong>があると思います。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">なんとなく、敷居の高いもの、自分には関係のない世界のことのように思われがちですが、実は<span class="bold green">私達が日常生活の中で特に意識せずにやっていることと大きな違いのないプロセス</span>です。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">カウンセリングがもっと皆さんの身近なものになり、日頃から自分の状態を知り、メンテナンスを行うことで、メンタル不調や心身の病気のリスクが軽減されることを願っています。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">そのために、カウンセリングの意味やメリットについて、様々な形で啓発していきたいと思っています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 18px;">このブログが、皆さんにとってカウンセリングは敷居の高いものではないと感じてもらえるきっかけとなりますように。</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;"><img decoding="async" class="aligncenter" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/10/26121244-scaled.png" alt="" width="253" height="190" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: 18px;">今後の投稿でも、知っていてもらえると良いなと思う心理学の知識をお届けします。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 100%;"><span style="font-size: 18px;">※参考文献等</span></td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 100%;"><span style="font-size: 18px;">カウンセリングにおける相互作用・自己開示・抵抗感に関する研究的根拠（メタ解析・実験研究）</span></p>
<p><span style="font-size: 18px;">Flückiger et al. (2018) The alliance in adult psychotherapy: A meta-analytic synthesis，PubMed: <a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29792475">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29792475</a></span></p>
<ul>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">対象：295件の研究、3万人超のクライアント。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">結果：治療同盟（therapeutic alliance）と治療成果の相関は r = 0.278。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">要点：同盟の質が高いほど症状改善や満足度が高い。心理療法の種類を問わず一貫している。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">意義：カウンセラーと相談者の関係性が変化をもたらすという主張を強く支持。</span></li>
</ul>
<p><span style="font-size: 18px;">Horvath et al. (2011) Alliance in individual psychotherapy: A meta-analytic review，PubMed: <a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21639692">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21639692</a></span></p>
<ul>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">対象：200件超の個人心理療法研究。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">結果：治療同盟と結果の相関 r = .275。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">要点：初期の信頼や協働感覚が治療変化を支える。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">意義：治療同盟の重要性を多様な心理療法で確認。</span></li>
</ul>
<p><span style="font-size: 18px;">Knox et al. (2014) Counselor self-disclosure: A meta-analytic review，PubMed: <a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24635588">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24635588</a></span></p>
<ul>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">対象：実験・準実験研究53件（クライアント約4,800人）。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">結果：カウンセラーの自己開示はクライアントの信頼・好感・開示量を高める。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">要点：人間的な自己開示がクライアントの抵抗を軽減。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">意義：『相手がどんな人かわからないほど抵抗が強い』という傾向を裏付ける。</span></li>
</ul>
<p><span style="font-size: 18px;">Sprecher et al. (2013) Effects of self-disclosure role on liking, closeness, and other impressions，Sage Journals: <a href="https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/0265407512459033">https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/0265407512459033</a></span></p>
<ul>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">方法：初対面同士の学生ペアで、開示者・傾聴者の役割を操作。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">結果：相互開示により好意・親密さが上昇。一方的開示では不安や抵抗感が高い。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">要点：初対面では抵抗が強く、共感的な応答で安心感が生まれる。</span></li>
</ul>
<p><span style="font-size: 18px;">Dai et al. (2016) The Influence of Responses to Self-Disclosure on Liking in Online Communication，Sage Journals: <a href="https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0261927x15602515">https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0261927&#215;15602515</a></span></p>
<ul>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">方法：オンラインチャットで自己開示への反応を操作（受容的／そらす）。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">結果：受容的反応で信頼・好意が高まる。中立的応答では信頼が低下。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">要点：『相手がどう反応するかわからない』ことが開示の障壁となる。</span></li>
</ul>
<p><span style="font-size: 18px;">Corrigan et al. (2022) Associations between public and self-stigma of help-seeking，PubMed: <a href="https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36074628">https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36074628</a></span></p>
<ul>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">方法：公的スティグマ・自己スティグマと相談行動の関連を分析。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">結果：スティグマが強いほど、相談意欲が低い。</span></li>
<li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-size: 18px;">要点：『恥ずかしさ』『評価への恐れ』が語ることへの抵抗を高める。</span></li>
</ul>
<p><span style="font-size: 18px;">これらの研究から、以下の点が科学的に支持されています：</span><br />
<span style="font-size: 18px;">① カウンセリングの変化は、カウンセラーとクライアントの相互作用（治療同盟）を通じて生じる。</span><br />
<span style="font-size: 18px;">② 自己開示は相手の反応・信頼感・共感によって促進または抑制される。</span><br />
<span style="font-size: 18px;">③ 相手がどんな人かわからない状況では、抵抗感が強まりやすい。</span><br />
<span style="font-size: 18px;">④ カウンセラーの適度な自己開示や受容的態度が、抵抗感を和らげる要素となる。</span></td>
</tr>
</tbody>
</table>
]]></content:encoded>
					
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		<title>感情のコントロールが難しい理由・必要性やメリットを解説します</title>
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		<dc:creator><![CDATA[motchi(もっち)]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 08 Nov 2025 22:34:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ストレス・感情]]></category>
		<category><![CDATA[心理学の知識]]></category>
		<category><![CDATA[コントロール]]></category>
		<category><![CDATA[メリット]]></category>
		<category><![CDATA[感情]]></category>
		<category><![CDATA[理由]]></category>
		<category><![CDATA[難しい]]></category>
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					<description><![CDATA[こんにちは、もっちです。 今回の記事では、感情のコントロールが難しい理由(要因)や、感情コントロールの必要性とメリットについてご紹介したいと思います。 また、自分の感情との付き合い方のヒントとなりそうな考え方についてもお [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>こんにちは、もっちです。</p>
<p>今回の記事では、感情のコントロールが難しい理由(要因)や、感情コントロールの必要性とメリットについてご紹介したいと思います。</p>
<p>また、自分の感情との付き合い方のヒントとなりそうな考え方についてもお伝えします。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">感情のコントロールは必要だけど難しい？その理由とは</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">感情の経験にはどんなものがある？</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">感情コントロールの必要性について</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">感情のコントロールは難しいのか？</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">感情コントロールが難しくなる理由とは？</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">感情のコントロールができるとどんなメリットがある？</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">感情コントロールがもたらすメリットとは</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">感情コントロールができるとストレスの軽減にもなる</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">自分の感情と付き合うためのヒントになる考え方・対処法</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">自分の思考の癖を知ろう</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">感情のラベリング</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">感情のピークを乗り越える</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">生活習慣の見直しをする</a></li></ol></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">それでも完全にコントロールすることは難しい</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">感情のコントロールは必要だけど難しい？その理由とは</span></h2>
<div class="speech-wrap sb-id-13 sbs-think sbp-l sbis-sb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/09/ハテナ-1.png" alt="" width="82" height="114" /></figure>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>感情をうまくコントロールできたら良いのになぁ</p>
</div>
</div>
<p>みなさんはそんな風に考えたことはありませんか？</p>
<p>私たち人間には様々な感情があり、様々な形でそれを経験しています。</p>
<p>ここでは感情コントロールが難しい理由、感情コントロールの必要性とそのメリットについてお伝えします。</p>
<h3><span id="toc2">感情の経験にはどんなものがある？</span></h3>
<p><img decoding="async" class="alignleft" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/09/22824012.jpg" alt="" width="170" height="128" /></p>
<ul style="list-style-type: square;">
<li>先生に褒められて<strong><span style="color: #3366ff;"><span style="color: #ff6600;">嬉しい　</span>　　　　　　　　　　　　　　　　</span></strong></li>
<li>欠点を指摘されて<span style="color: #ff6600;"><strong>腹が立った</strong></span></li>
<li>友達からLINEの返事がなくて<span style="color: #ff6600;"><strong>悲しくなった</strong></span></li>
<li>同僚の相談に乗っていたら自分も<span style="color: #ff6600;"><strong>辛い気持ちになった</strong></span></li>
</ul>
<p>…などのように、私たちは<span style="text-decoration: underline;">日々、大なり小なり<span style="color: #ff0000;"><strong><span>感情の動き</span></strong></span>を経験しています。</span></p>
<p>そしてこれらの感情は<strong>ほとんど意識されない時もあれば、激しい表現を伴って現れる時も</strong>あります。</p>
<p>さらに、<strong>感情は言葉にできるものばかりではありません。</strong></p>
<p>言葉にならない時でも意識されていない時でも、感情は私たちとは切っても切れないもの、『運命共同体』なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc3">感情コントロールの必要性について</span></h3>
<p>『運命共同体』という表現は、決して大げさなものではありません</p>
<p>なぜなら、感情はその表出方法や、表に出せないままの状態が、<span class="marker-blue"><strong>心身の健康や人間関係、生活の質にまで影響することがあるから</strong></span>です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それは一体どういうことなのでしょうか。</p>
<p>例を挙げてみます。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 102px;">
<tbody>
<tr style="height: 51px;">
<td style="width: 100%; height: 51px; background-color: #ffffff;"><strong>例１　不適切な怒りの表出</strong></td>
</tr>
<tr style="height: 51px;">
<td style="width: 100%; height: 51px; background-color: #84e4f5;">
<ul>
<li>怒鳴る・暴力などが他者に向かうと、人間関係が悪くなることがある。</li>
<li>過度な自己否定・落ち込みなど自分に向かうと、自分を責めすぎたり自傷に至るなど心身の健康を損なうことがある。</li>
</ul>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<table>
<tbody>
<tr>
<td style="width: 100%; background-color: #ffffff;"><strong><span style="background-color: #ffffff;">例２　悲しみが処理できない</span></strong></td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 100%; background-color: #84e4f5;">
<ul>
<li>十分に悲しむことができないままでいることや、いつまでもその悲しみから抜け出せない状態でいること(悲嘆と言います)が、心のバランスを崩してしまうことがある。</li>
</ul>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 167px;">
<tbody>
<tr style="height: 51px;">
<td style="width: 100%; background-color: #ffffff; height: 51px;"><strong><span style="background-color: #ffffff;">例３　嬉しい・楽しい気持ちが強すぎて地に足がつかない</span></strong></td>
</tr>
<tr style="height: 116px;">
<td style="width: 100%; background-color: #84e4f5; height: 116px;">
<ul>
<li>嬉しい、楽しいといった感情も行き過ぎると、高揚感から何でもできるような気分になり、慎重さを求められるような場面で軽率な行動を取ってしまいやすくなる。</li>
</ul>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>例３については昨今の炎上事件をイメージしていただくとわかりやすいでしょうか。</p>
<p>このようなことを防ぐためにも、ある程度、<span style="color: #ff0000;"><strong>感情コントロールができることは私たちにとって、必要な力</strong></span>なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc4">感情のコントロールは難しいのか？</span></h3>
<p>子どもは感情のコントロールが難しいといわれます。</p>
<p>それは、大人に比べて知識や経験が少なく、コントロールする力がまだ身についていないからと考えられます。</p>
<p>では、大人であれば感情コントロールは容易なのでしょうか？</p>
<p>実は、必ずしもそうではありません。</p>
<p>色々な経験をしてきて知識を身に着けてきた人でも、<strong><span class="marker-under-blue" style="color: #000000;">本人の意図しない形で感情が表出</span>されたり、<span class="marker-under-blue" style="color: #000000;">いつの間にか無意識下に封印されたり</span>して</strong>、自分ではどうにもできないということも起こります。</p>
<p>それでは一体、どういう時に感情コントロールが難しくなるのでしょうか。次の項目で見ていきましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc5">感情コントロールが難しくなる理由とは？</span></h3>
<p>皆さんは、「感情をコントロールできない」と聞くとどんなことをイメージしますか？</p>
<p>インターネットなどから様々な情報を得ることができるようになっている今日では、以下のことからコントロールが難しくなることは容易に想像がつくのではないでしょうか。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 100%; border-style: solid; border-color: #001aff; background-color: #ffffff;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;"><strong>神経発達症</strong>(発達障がい)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;"><strong>メンタル不調　</strong></span></li>
<li><span style="font-size: 16px;"><strong>人間関係のストレス　　</strong>など</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>しかし理由はそればかりではありません。</p>
<p><span class="marker-under-blue" style="color: #000000;"><strong>感情コントロールが難しくなる理由</strong></span>として、以下のようなことが考えられます。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 85.625%; height: 440px;">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 100%; background-color: #84e4f5;">
<ul style="list-style-type: square;">
<li>睡眠不足</li>
<li>疲労困憊</li>
<li>ストレス過多</li>
<li>ホルモンバランスの変化</li>
<li>思考のクセ</li>
<li>環境の変化</li>
<li>不測の事態が生じる</li>
<li>深い傷つき体験<sup>＊</sup>　　　など</li>
</ul>
<p><span style="font-size: 18px;">＊深い傷つき体験があると、その時に生じたことや感情を抱えきれず、無意識下に抑圧し意識に上らせないなど、心も守るための心理的防衛が働くことがあります。</span></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>生産性や効率を求められがちな現代社会において、<span style="color: #ff0000;"><strong>睡眠不足や疲労、ストレス過多は多くの人に起こり得る</strong></span>ことですし、<span style="color: #ff0000;"><strong>ライフステージに合わせて生活環境が変わる</strong></span>ということもあります。</p>
<p>女性であれば<span style="text-decoration: underline;"><strong>月経前に<span style="color: #ff0000; text-decoration: underline;">ホ</span><span style="color: #ff0000; text-decoration: underline;">ルモンバランスが乱れイライラしやすくなる</span></strong>などの症状</span>が現れる方もいます。また、性別にかかわらず、<strong><span style="text-decoration: underline;"><span style="color: #ff0000; text-decoration: underline;">生活習慣などからホルモンバランスが崩れる</span>ことも</span></strong>あります。</p>
<p>このように、<span class="marker-under-blue"><strong>誰にでも、感情をコントロールすることが難しくなる可能性はある</strong></span>のです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">感情のコントロールができるとどんなメリットがある？</span></h2>
<p><span class="marker-under">感情コントロールができること</span>は、私たちにとってどんな<span class="marker-under"><strong>メリット</strong></span>をもたらすのでしょうか。</p>
<p>先程の感情コントロールが難しくなっている時の影響に沿って見てみましょう。</p>
<h3><span id="toc7">感情コントロールがもたらすメリットとは</span></h3>
<ol>
<li><span class="marker-under"><strong>良好な人間関係を維持したり、自分を傷つけることをせずに済みます。</strong></span></li>
<li><span class="marker-under"><strong>心身の健康状態を良好に保ったり、不調のサインを捉えたりできると考えられます。</strong></span></li>
<li><span class="marker-under"><strong>現状を冷静に捉え、地に足をつけ、軽率な行動を取らないように考えることができます。</strong></span></li>
</ol>
<p>それぞれ、どういうことでしょうか。以下に記します。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 100%; border-style: solid; border-color: #000000; background-color: #ffffff;">1.良好な人間関係を維持したり、自分を傷つけずに済む</td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 100%; border-style: solid; border-color: #000000; background-color: #fff9a8;">人に対して<strong>イライラをぶつけたり、怒鳴ったり、暴力を振るったりすることは、人間関係を破綻させることに繋がる</strong>。怒りの感情をうまくコントロールし、適切に処理できれば、他者を傷つける言動を減らすことができる。また、<span style="color: #ff0000;"><strong>必要な時に適切な形で表出することで、</strong></span>相手になぜ自分が怒っているのかを伝えることができ、<span style="color: #ff0000;"><strong>相互理解を深め、良好な関係を維持できる</strong></span>。</p>
<p><strong>過度に自分を責めるような怒りの方向性</strong>は、時に、<strong>自己肯定感を低くし、場合によっては自己否定の気持ちから自傷行為などに繋がる</strong>ことがある。<strong>怒りの<span style="color: #ff0000;">感情コントロールができると</span></strong>、それほど自分を責めなければならないことであるのか、<span style="color: #ff0000;"><strong>冷静に見つめ直し、必要以上に自分を戒めようとする言動を減らすことに繋がる</strong></span>。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 100%; border-style: solid; border-color: #000000; background-color: #ffffff;">2.心身の健康状態を良好に保つ、不調のサインを捉える</td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 100%; border-style: solid; border-color: #000000; background-color: #fff9a8;">普段なら何とも思わないことに妙にイライラしたり、ひどく気分が落ち込んだりする時は、疲れが溜まっていたり、ストレスの負荷が大きい状況である可能性がある。<br />
感情コントロールができていると、<strong>普段の自分の状態についても把握しておくことができ、「いつもと違う」ことに気づきやすく</strong>なる。<span style="color: #ff0000;"><strong>早めに休息を取ったり、ストレス発散したりして、心身の健康状態が崩れることを防ぐこともできる</strong></span>。また、「いつもと違う」ことをサインと捉え、心身の状態を点検し、不調をきたしていれば病院へ行ったりカウンセリングを受けたりして、メンテナンスできる。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 100%; border-color: #000000; background-color: #ffffff;">3.現状を冷静に捉え、地に足をつけ、軽率な行動を取らないように考える</td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 100%; background-color: #fff9a8; border-color: #000000;">つい羽目を外してしまうということは、誰にでも起こり得るが、「楽しい」、「面白い」ということだけに目を奪われ、それが後に<strong>どういった結果を引き起こすかを考えられなくなると、人に迷惑をかけたり自分の生活を破綻させたりすることがある</strong>。</p>
<p>(例)仲間内で「面白い」と思ってSNSに動画を投稿し炎上する、カード払いで現金がなくても買い物ができてしまうため使いすぎて破産する、など。</p>
<p>感情コントロールがうまく行っていると、<strong><span style="color: #ff0000;">自分が高揚しすぎて浮足立っていないかを冷静に見ることができ、自分の言動を顧みて軌道修正することが可能</span></strong>になる。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>このように、感情コントロールがある程度できていると、<span style="color: #ff0000;"><strong>自分の変調に気づく、健康状態に気をつけたり生活の質を保つこと、他者との関係を良好にすること</strong></span>などがメリットとして考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc8">感情コントロールができるとストレスの軽減にもなる</span></h3>
<p>「イライラ」や「怒り」は、ストレス反応であると同時に、ストレス要因にもなることは、前回の記事でお伝えしたとおりです。</p>
<p>感情コントロールには、「イライラ」や「怒り」の感情のコントロールも含まれているため、ストレス要因としてのイライラ・怒りを鎮め、<span style="color: #ff0000;"><strong>ストレスの軽減を図ることも期待できます</strong></span>。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc9">自分の感情と付き合うためのヒントになる考え方・対処法</span></h2>
<p><img decoding="async" class="alignright" src="https://psycholo-motchi.com/wp-content/uploads/2025/09/パニック.png" alt="" width="228" height="212" />感情コントロールが難しくなる要因は、自分で変えられるものもあれば、自分ではどうしようもないものもあります。</p>
<p>また、どれか一つだけが原因であるということでもありません。</p>
<p>しかし、<span class="marker-under"><strong>落ち着いて一つひとつ考えてみると、今まで見えなかったものが見えてくることがあります。</strong></span></p>
<p>ここでは自分の感情との付き合い方のヒントになりそうな考え方・対処法について、お伝えします。</p>
<h3><span id="toc10">自分の思考の癖を知ろう</span></h3>
<p>自分が感情的になる（なった）状況を思い浮かべてみてください。</p>
<p>その時、現実を過度に否定的に捉えていなかったか、白黒はっきりさせないと気がすまないということはなかったか、など、<strong><span class="marker-under">自分の考え方（思考）のパターン</span>がないでしょうか？</strong></p>
<p>思考のクセ・パターンが分かれば、それを<span style="background-color: #fff9bd;">修正し、物事を多角的に捉える柔軟な思考を身に着け、感情の安定に繋がる</span>可能性があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>筆者のもとに「家族に怒りの感情をぶつけてしまうのをなんとかしたい」と相談に来られた方と、どんな時に怒りの感情が湧くのか、その時にはどのような考えが浮かんできているのかを整理してもらったことがあります。</p>
<p>その方は、曖昧な状態であることに耐えられず、<strong>白黒はっきりさせたい</strong>ということと、「これではいけない」と<strong>否定的な捉え方</strong>になることが多いことが見えてきました。</p>
<p>そのことについてしばらく話し合い、ご本人が「どっちかにはっきりして、と求めすぎていたのかもしれない。自分の考え方と相手の考え方が違うこともあるっていうことを頭の片隅においておきたいと思う」と話されるようになりました。</p>
<p>しばらくして、「一時的なことかもしれないけど、最近は家族に怒りをぶつけることが減ったように思う」と話してくださいました。</p>
<p>自分の<span class="red-under"><strong>思考の癖に付いて話し合い、どんな癖があるかを知ったことをきっかけに、少しずつ変化が生じた</strong></span>例だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc11">感情のラベリング</span></h3>
<p>自分自身の感情が分からないと、一体何が起こっているのか分からず混乱してしまいます。</p>
<p>自分がどんな時に、どんな感情になるのかを知ることは、感情コントロールの重要な手がかりになります。</p>
<p>今何を感じているのかを認識し、「怒っている」、「悲しい」など具体的な言葉と結びつけていくこと（ラベルを付ける＝<span class="marker-under"><strong>ラベリング</strong></span>）で、自分の感情を把握します。そうして、<span style="background-color: #fff9bd;">『なんだかわからない感情の波』に飲み込まれることを防ぎます</span>。</p>
<p>これは、筆者の経験ではお子さんに多く見られることのように感じます。</p>
<p>お子さんがどうして怒っているのか分からない、何にイライラして自分(母親)を叩いてくるのかわからないといったことで相談に来られる方が結構多くいらっしゃいました。</p>
<p>このような相談では、どういう場面でそういう事が起こるのかを振り返ってもらいながら、お子さんの本当の感情がどういうものと思われるかを話し合い、「悔しかったんだね」、「悲しいね」など、お子さんの感情を言葉にしてもらうようにしました。</p>
<p>親御さんが、<strong><span class="marker-under">感情をラベリング</span></strong>することで、お子さんが<span style="color: #ff0000;"><strong>本当にわかってほしい感情は何なのかに気づくため</strong></span>のエクササイズを試みたのです。</p>
<p>感情を言葉にして伝え返すことを繰り返しながら、徐々にコミュニケーションの取り方が変わってきた、言葉で伝えてくれるようになっていきたと、報告してくださる方が何人かいました。</p>
<p>このような感情表出や変化は、大人にも当てはまることがあります。</p>
<p>何故かわからないけどイライラする、腹が立つという時、どのような時にそうなるかを教えてもらい、こちらが、「それは辛いですよね」、「悔しかったことでしょう」と、感じたことを伝え返すことで、「そう、そうなんですよ！」反応され、ご自身の感情がはっきりして、語れるようになられることがあります。</p>
<p>自分で感情のラベリングが難しい場合は、このように誰かと話し合うことでわかることがありますので、カウンセリングをぜひ活用していただきたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc12">感情のピークを乗り越える</span></h3>
<p>以前の記事でも紹介したように、怒りの感情であれば<strong>アンガーマネジメント</strong>が役立ちます。</p>
<p>また、怒りに限らず、悲しみや悔しさなどを感じて感情的になりそうな時、ゆっくりと<span class="marker-under">深呼吸して</span><strong><span class="marker-under">冷静さを取り戻す</span>こと</strong>や、物理的に距離を置き<span class="marker-under"><strong>落ち着ける場所へ行く</strong></span>などして<span style="background-color: #fff9bd;"><strong>衝動的な行動を抑える</strong>ことも有効</span>でしょう。</p>
<p>物事の一面からだけ捉えず、多方面からも眺めてみて、ポジティブな側面に目を向けてみるということも、感情的になることを抑える手立てになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc13">生活習慣の見直しをする</span></h3>
<p><span class="marker-under">好きなことに没頭する</span>時間を作り気分を切り替える、<span class="marker-under">身体を動かしストレス発散</span>する、<span class="marker-under">十分な睡眠・休息</span>をとり精神的な安定を図るなど、普段の生活に取り入れられそうなものを習慣化することで、<span style="background-color: #fff9bd;">感情に振り回されることを減らし、落ち着いて行動できるようになる</span>ことが考えられます。</p>
<p>特に、<span style="font-size: 20px;"><strong><span style="color: #ff0000;">睡眠</span></strong></span>は感情コントロールだけでなく、集中力の維持や疲労回復に大きく寄与するものでもあります。心身ともにしっかりと休められるよう、<strong><span style="color: #ff0000;">十分な睡眠の確保を心がけて</span></strong>いただきたいです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc14">それでも完全にコントロールすることは難しい</span></h2>
<p>感情コントロールがうまくいくと、激しい感情が湧き上がってきた時に<strong>振り回されずに済む</strong>ことや、<strong>心身の健康を保つなどのメリット</strong>、役に立ちそうな考え方を紹介してきました。</p>
<p>しかし、感情コントロールの難しさの項目でも触れたように、いつの間にか無意識下に抑え込まれていたりして、表出すること自体できないこともあります。</p>
<p><span class="marker-under-red"><strong>完全に自分のコントロール下に置くことは、やはり難しい面もあります。</strong></span></p>
<p>そうして抑え込まれてきたものが再び表面化してきた時、その感情はもともと何であったのかがわからないものになっていることが多いです。</p>
<p><strong>怒りの仮面を被り、過去の悲しみや寂しさ、悔しさ、恐怖など、様々な感情が隠れていることがある</strong>のです。</p>
<p>そういった感情は、<span class="red-under"><strong>自分ひとりで受け止め、処理していくことが非常に難しい</strong></span>ものになっています。</p>
<p>それ故に、自分でもわけがわからないままその感情に振り回され、支配され、疲弊しきってしまうこともあります。</p>
<p>すべての感情がそうなるわけではありませんが、上記のような状態になった時、<span style="color: #ff0000;"><strong>誰かに話しをして整理していくことが有効な場合も</strong></span>あります。</p>
<p>感情と私達は切っても切れない関係であり、とても身近なものであり、受け止めるのが難しいものでもあります。</p>
<p>あなたが一人きりで対処しきれない時には、誰かの力を借りながら、感情と適度な距離をとって付き合っていけるようになることを願っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今後の投稿でも、知ってもらえると良いと思う心理学の知識をお届けします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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